ハワイアンジュエリーについて

ハワイアンジュエリーについて

手彫り
35〜45年くらい前までハワイのエングレーバー達は全て完全に手彫りでした。のちにエングレービングマシンが開発されて現在では99%マシン、もしくはコンピュータを使った彫りになっています。(現在も完全に手彫りのハワイアンジュエリーは残っており、エングレービングマシンを使わないで彫り直すこともあります。)エングレービングマシンを使うことによって、より深く、早く、立体的に彫れるようにない、以前は何日も掛けて彫っていた物が今では短時間でできるようになりました。
ハンドピースでの彫刻
ハワイアンジュエリーエングレービングで使用するハンドピース(電動の彫刻刃)はアメリカ本土のものよりも大きめでパワーのあるものを使用しているエングレーバーが多いです。特に硬めの金属、ホワイトゴールド、チタンなどはパワーのあるハンドピースでなければ深く彫ることは容易ではありません。また立体的なディープカットなどのデザインは彫るというよりも形を作り上げていく感覚なので、エングレービングマシンとパワーのあるハンドピースが必要です。

ハワイアンジュエリーのデザインについて

現在のハワイアンジュエリーの主な模様は花・リーフ・スクロールの3つが組み合わさった物が主流になっています。

ハワイアンジュエリーデザイン:花(プルメリア)
ハワイアンジュエリーデザイン:葉(マイリ)
スクロール ハワイアンジュエリーデザイン:スクロール

ハワイアンジュエリーのデザイン種類

花はハイビスカス、プルメリア、リーフはマイリ、スクロールはイングリッシュスクロール、これらの組み合わせで様々なデザインが作られます。
他にもバードオブパラダイス、モンステラ、ヤシの葉、その他の熱帯植物、イルカ、カメなどハワイに生息する動物、ウクレレ、イプ、レイなどハワイの文化を取り入れたデザインのペンダント、リング、ブレスレットなども見受けられます。
140年ほど前に初めて作られたハワイアンジュエリーには、黒のエナメルで文字が入っており、グラスまたはビニールエナメルで文字を入れてからその周りに彫りを入れるデザインは現在でも引き継がれています。こうしたデザインを組み合わせることで、ハワイアンジュエリーの全体デザインを構成していきます。
イルマハワイ・ハワイアンジュエリーエングレービング教室では、まずは機材の使い方や基本の彫り方、デザイン構成まで、生徒のレベルに応じて丁寧に1つ1つ教えていきます。